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航空機の搭乗橋をメタライゼ-ションの170ガンで溶射

ニュ-ジ-ランドにおけるメタライゼ-ションの販売代理店であるメタルスプレ-・サプライヤ-ス会社が、ニュ-ジ-ランドの空港の搭乗橋に皮膜を作るシステムの契約で、ワンガヌイのエドモンズ・インダストリアル・コ-ティング会社へ溶射機器を供給した。 

エドモンズ社は、南太平洋全体の空港施設の設計、製造と保全の先駆者でリ-ダ-であるJ & D マクレナン会社(ael.co.nz.)から契約を勝ち取った。エドモンズ・インダストリアル・コ-ティング会社は、ニュ-ジ-ランドにおける各種産業の防食の分野におけるリ-ダ-である。

ニュ-ジ-ランド空港における航空旅行客の増加と幅広い範囲の商業旅客ジェット機の着陸により、頑丈で魅力的な搭乗橋が必要である。その搭乗橋は多様性を持つべきで現在の機種に適応出来て更に新しいジェネレ-ションの営業ジェット機、特に新型のエア-バスA380にも適応出来る必要がある。代表的な環太平洋の空港はしばしば沿岸に位置しているので、搭乗橋はそれらの厳しい海洋環境にさらされる。皮膜システムは、長期間にわたる進んだ防食性と外観の魅力を備えなければならない。 

マクレナンは、自動車のボディ-加工と同じ高い標準へ仕上げ品質を特定した。これが意味したのは、機能を容易にする十分な滑らかさの他にさらに装飾的で塗装システムに向き、そして他の要素に対し搭乗橋を守るということであった。エドモンズは、自社の高い工程標準と広い経験からその厳しい仕様に合せて要求される高品質の表面皮膜を納める自信があったのでその挑戦を受けた。エドモンズがメタルスプレ-・サプライヤ-ス会社(ニュ-ジ-ランド)に以下を備えるア-ク溶射システムを要求した。

●溶射の後で表面を滑らかにするサンド加工することなしに可能な限り早い速度で滑らかな高品質の亜鉛層を作る。
●機器は柔軟性に富んで、配置場所の変更を少なくするため遠くまで十分なリ-チを持つ。
●厳しいブラストと溶射の環境下で超高度な信頼性を持つ。
●経済的に使用が出来て操作と保全が容易であること。

旅客機の数多くのタイプに適するために搭乗橋は数多い形状になる。大型の搭乗橋は二つの形状で用意されており、LPCが付いており滑り出すのであるが、特色のある‘バルブ’付のエプロン駆動は可動式である。このエプロン駆動は最も多様であり、搭乗橋で幅広く使用される。これにははまり込み式の通路があり、それが駐橋位置の タ-ミナルから航空機自身のそばに駆動出来る。このエプロン駆動は、ボンバルディアCRJから新エヤ-バスA 380までの全ての異なる数多くの寸法で役に立つ。

A380版では運転室と長い持ち上げ柱に特殊な改良がある。いずれのタイプも代表的には三つの区画に割れてそれぞれの区画が大体12から16メ-タ-長さである。 完成の搭乗橋は27メ-タ-長さまでが生産可能である。幸いなことにメタライゼ-ションの新しいARC170溶射ガンでは、その広い使いやすさによりエドモンズは搭乗橋の防食処理を一工程で完了出来る。 

エプロン駆動搭乗橋1基の全所要時間は10日である。マクレナンと一緒に働いているResene Paintsが、Synergyの 好意により亜鉛層で働くPost Zincア-ク溶射塗料システムを開発して指定した。 Reseneが、防食に役立つ三つの方式である犠牲損失、反応抑制と障壁の全てを合せる薄膜二重塗料システムを提案した。 三つの保護方式を使用する工程の順序は以下であった。 

●SA3研削材グリットブラストによる表面前処理
●ARC170ガンのワンパスで作る亜鉛ア-ク溶射100μmの皮膜
●Reseneの亜鉛燐酸塩抑制エポキシシステムでSeal/Build coat ×2
●Reseneの低輝きウレタントップコ-ト×2 これは航空機を搭乗橋へ自力移動する時、パイロットの視認性のために空港の照明が反射するのを抑制するために開発された。

このResene塗料システムは、‘溶射したまま’状態の亜鉛の上から直接吹きつけされる。 ARC170の亜鉛皮膜は、ドレスや前塗装仕上げが一切不要なので時間と労賃と経費が節約出来る。魅力的でさらに機能的な防食皮膜システム で完成した搭乗橋は、これでどのニュ-ジ-ランドの空港であれ非常に長い年月にわたり使用が可能である。この 画期的なシステムを用いた最初の搭乗橋は、1997年10月にウエリントン空港に据えられ、それ以来搭乗橋が皮膜を 与えられてオ-クランド、メルボルンとシドニ-に供給されて数多くのオ-ストラリアの地域へと提供された。

10年近くが経過したが、最初の搭乗橋の皮膜システムは厳しい条件下で容易に性能を発揮している。J & D マク レナン会社は この搭乗橋皮膜システムに20年間の保証を行っている。エドモンズは現在で40以上の搭乗橋に防食保護を行った。溶射は、現在一般的に鋼の構造物を腐食から守るために使われている。ニュ-ジ-ランドでは、内陸から水中に潜んだ条件の物まで数多くの異なるタイプの環境下で鋼構造物を守るために年間200トン以上の亜鉛が溶射されている。これが意味するのは、皮膜厚み75μmで200,000平方メ-タ-、あるいは皮膜厚み150μmで100,000平方メ-タ-の面積である。どぶ漬け亜鉛メッキではメッキタンクの寸法で品物の寸法制限を受けるが、ア-ク溶射による亜鉛は制限がなく、どぶ漬けに替わる青っぽくて厚い優れた皮膜であり、加工する品物に歪みを与えない。重要な部分には特別に保護 性能を備えさせるため、皮膜の厚さは場所により変えられる。 

溶射の工程では亜鉛に限るのではなく、環境により 特定な皮膜材料が選択出来る。どんな排出処理問題を作り出すことなく、これらの皮膜は現場で作製出来る。この システムでは少ない亜鉛在庫量で良いから、溶融亜鉛槽を使うどぶ漬けメッキのように資金を使えなくすることはない。溶射工程を使用しない時は亜鉛を溶融させ続ける必要がないので、燃料が要らないからさらなる節約が行える。亜鉛メッキ鋼板の溶接により傷んだ面を修復して防食すのにも溶射は使用出来る。